子どもの価値観を育てるために

  • 2019.02.24 Sunday
  • 01:24

「あれ、そこ誉めてあげないの??」

こう思うことがよくある。

これまでたくさん子どもとかかわる大人(保護者・教育者等)を見てきたが、動機づけや励ましはよくしても、子どもを「評価」することはあっさりしているなと感じることが意外に多い。

子どもはいろんなところで善い行動をしているが、それを子ども自身は気づけていない。そして、それをていねいに拾ってあげられる大人もそれほど多くないのかもしれない。

善い行動をしたら見ていたこちらも嬉しくなる。それをきちんと言葉で伝える。ただ誉めるだけでなく、できるだけ詳しくなぜその行動が善いのかを「評価」して伝える。このことにより、その子の善い行いは「価値のあること」として強く心に刻まれる。

例えば、子どもが100点をとって嬉しそうに報告してきたとする。

「お、すごい!」「がんばったね!」これらは当然よく聞く言葉。

しかし、子どもを伸ばそうとする大人はここからを大切にする。

「なんで100点とれたの??どう頑張ったらそんな点とれたのー!?」

「今日はね見直しをていねいにやったら、簡単なミスを見つけたんだよ!」

「それはすごい!見直しってとても大切なんだね!」「○○くんは最後まであきらめずに頑張れる子なんだね!!」

この会話で子どもには二つの行いが明確に「価値あること」として刻まれた。

「テストで見直しをするとよい結果につながる」

「最後まであきらめずに努力することの大切さ」

である。

 

僕は教員時代、この「評価」を大きな武器として学級経営に力を注いだ。

例えば、みんなに聞こえるように、わざと遠くの子を大きな声で誉める。

「○○くん、今とてもていねいな挨拶ができていたね!!すばらしい!」

「○○さん、下級生に優しい声掛けしていたね!お姉さんだなぁ〜」

また、学級便りには個人の善い行いを随時取り上げ、なぜその行いが善いのか具体的に評価することで子どもの心に価値観として刻まれるよう掲載もした。


子どもたちのたくさんの善い行いに素直に共感し、その喜びを具体的に子どもたちに伝えていくだけで、善い行いの連鎖反応が生まれ、学級が、学校全体がとても心地よい幸せな空間になる。これぞ教師の醍醐味。

大人がきちんと評価をし、価値づけてあげることで子どもたちの価値観を確実に育てていくことができる。

子どもが正しい価値観を積み重ねることができれば、自立して価値あることに力を注げる人間に成長していく。

保育園でも同じ。発達段階に合わせて、子どものがんばりや善い行いを共感し、喜びを伝えていくだけできっとハッピーな空間が生まれると信じている。

 

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